アナログトランスフォーメーションでリフレッシュのすすめと製造業DXの展望
皆さん、あけましておめでとうございます。
ユニリタDXアクセラレーショングループの村田です。
昨年12月からすごく寒くなっていますが、屋外で遊ぶことが少なくなりPCやスマートフォンばかり見て体がなまったりしてませんか?
こんな時はデジタルではなく“アナログトランスフォーメーション”ということで、キャンプも良いですがランニングをして体を鍛えましょう。
結構周りでもランニングしている方が多く、お気軽に1人でも始めることができるのでお薦めですよ。それでも寒さが苦手の方は、ジムのランニングマシンを使ってもいいですね。
デジタル環境から一時的に解放され、リフレッシュできるだけでなく、長期的な健康維持にもつながります。
また、ランニングのリズムは瞑想的な効果をもたらし、心を落ち着かせるのにも役立つそうです。
アナログも道具性が重要
私はマラソンレースに参加して走ったりしていますが、今では趣味となっており、最近道具にも少々こだわるようになってきました。
マラソンのきっかけは、東京マラソンに応募して当選したことですが、今ではさまざまなレースに参加しています。
フルマラソンも走っていますが、X世代らしく(?)体が太目で重いというのもあり半分過ぎたあたりで足の裏が痛くなりペースダウンするので、その痛みを緩和できそうなシューズを探してみました。
あくまで個人的見解ですが、これまでは見た目のかっこよさを重視して、ナイキ社のシューズを使っていました。最近ではいろんな企業がジョギングシューズを提供しており、じっくりと検討してOn社のシューズを購入して一度試すことにしました。
いろんなYouTube動画、ネット情報を見て参考にし、クッション性能がイイものということで選択しました。今流行りのスピード重視のカーボン製ではなく、最後まで走り抜けることを優先し考えた結果です。
購入したのがこちらです。
On社のジョギングシューズですが、最近は結構評判よくて人気になっているようです。お値段もなかなかにしますので、ちょっとためらいましたが、なかなか面白い構造でクッション性が期待されます。
実際に履いて試走してみると、確かに足を包み込むような感覚があり、なかなか良かったです。
フルマラソンレースでも使ったところ、足裏の痛みはかなり半減しましたが、前半思いのほか快適に走れたので、想定してたより速いスピードで走ってしまい、今度は太ももあたりの痛みが大きく出てしまいました。
次はこちらの対策を考えてみようと思います。
クッション性重視のシューズなのでスピードは出ないかと思ったら、履き心地がよく快適感があるので思ったよりスピードが出たようです。ペース配分は難しいですね。
また、ウェアにも少しこだわってみました。
これまでもポーチを身につけてスマホやらサプリメントを入れたりして走っていましたが、結構存在感があり、ゆっさゆっさと揺れるので、少しストレスを感じていました。
そのストレスを解消すべく、多機能なランニングウェアを探し当てました。ミズノ社の360度ポケットのウェアです。実際に試してみましたが、これが結構よくてポーチよりもよい感触でした。
スマートフォンやサプリメント以外に、結構色んな物が入り、収拾容量があってよかったです。走っていても荷物は揺れず気にならないのでストレスなく走ることができました。個人的におすすめの商品です。
その他、
レース中に摂取するサプリメントは何がいいのか?
タイム計測には何がいいのか?
いろいろと模索しながら快適なランニングを目指してますので、また機会がありましたらお伝えします。
やっぱりデジタルもアナログも道具は大事です。ITや趣味の道具も課題にあったものを選択して活用していきましょう。
さて、そろそろDXの話もしましょうか。
製造業におけるDXの目指すべき姿
今回は製造業におけるDXに向けた取り組みについて少し書きます。
製造業は、当社のお客様の中でも多くを占める業界であり、私たちは日々多様な課題と向き合いながらご支援を行っています。
以前下記のnote記事でも製造業向けに投稿したブログ記事をご紹介しました。
日本全体で深刻化している人手不足は、製造業においても例外ではありません。この課題を解決する手段の一つとして、多くの企業がIT技術の活用に注目しています。
そのひとつとして、業務プロセスの可視化に取り組む企業が増加しています。
業務プロセスを可視化することで、「どこに課題があり、どの部分を効率化すべきか」を社内で共有し、認識を深めることができます。この取り組みを外部コンサルタントに頼らず、内製化で進める企業も増えています。当社でも業務プロセスの可視化を支援するツールをご提供し、お客様の課題解決をサポートしています。
製造業における人手不足は、少子高齢化による労働人口の減少と採用難に起因しています。これに伴い、長年のノウハウがベテラン社員に属人化している現状も浮き彫りになっています。定年退職が迫る中、ノウハウが共有されず業務が滞るリスクが高まっています。
こうした課題に対処するには、業務を標準化し、自動化や効率化を進めることが重要です。
さらに、製品が簡単に売れる時代ではなくなりつつあります。特に日本市場では、単なる製品販売ではなく、高付加価値化が求められるようになっています。これに対応するためには、ビジネスモデルの転換が必要と言われています。
営業やフィールドサービスは、これまでのやり方を見直し、改善していくことが求められてきます。サブスクリプションへのシフトから、カスタマーサクセスによる顧客の囲い込みまで、アフターマーケットも見据えたトータルで収益性確保をすることが必要になってくると考えています。
目指すべき姿を実現する3つの要素
以上のことを踏まえ、目指すべき姿を実現するためには、以下の3つの要素が鍵を握っています。
それぞれの要素は、製造業が抱える人手不足や属人化、さらにはビジネスモデル転換といった課題に対応するための重要な指針となります。
1.社内リソースの再配分と業務の定型化、効率化
スキルの高い営業やエンジニアを収益性の高い顧客セグメントに集中させ、業務を徹底的に定型化、効率化します。
2.顧客接点のデジタル化と一元化
カスタマージャーニー(購入する人物像を設定し、その行動、思考、感情を分析し、認知から検討、購入・利用へ至るシナリオを時系列で捉える考え方)に沿い、顧客が保有する製品の活用ステージに応じて、パーソナライズされた情報やサービスを提供します。
3.データドリブンな意思決定の仕組みの導入
顧客別の収益性や製品の稼働状況、顧客ポータルから取得する顧客の行動履歴を解析し、営業やフィールドサービスに適切なタイミングで具体的なアクションを促します。
当社は、このあるべき姿の実現をご支援するためのサービスをご提供しておりますので、未来に向けて踏み出したいとお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください。
2025年の崖といわれる今年ではありますが、企業のDX推進には、まだまだ多くの課題があります。アナログトランスフォーメーションで健康を維持して、DXを進めてまいりましょう。