DXの次はSX? サービスマネジメントとデータマネジメントで変革するビジネスの未来
こんにちは、ユニリタマガジン編集部です。
今回は、10月に公開した最新号のユニリタマガジン vol.78(以下:マガジン)について紹介します!
みなさんは「サービスマネジメント」と「データマネジメント」という言葉をお聞きしたことはあるでしょうか?
企業活動においてITの重要性がますます高まっている今、ITサービスやデータがあらゆる場面で広く使われているのを日々実感しているのではないでしょうか?
「サービスマネジメント」や「データマネジメント」と聞くと少し専門的に感じるかもしれませんが、これらは実はとてもシンプルな考え方です。ITサービスやデータをうまく管理することで、企業が目指す変革をスムーズに進められるようにし、全体最適を図るためのフレームワークになります。
現在の「サービスマネジメント」と「データマネジメント」は、ITの枠を超えてさまざまな業界や分野で適用されています。特にDX(デジタルトランスフォーメーション)やSX(サステナビリティトランスフォーメーション)の進展により、これらの重要性がさらに高まっています。
今回のマガジンでは、
ユニリタグループの強み「サービスマネジメント」と「データマネジメント」がビジネスの未来を創る!
をテーマにお客様のIT課題、事業課題や社会課題解決を支援する新たなユニリタグループの事業コンセプトについて紹介しています。
この記事では、この新たな事業コンセプトを通じて、ユニリタグループがどのようにお客様と共に未来を創り上げていくのかをお伝えしたいと思います。
DXとSXの2つのトランスフォーメーションを両輪で進める
DXは、ビジネスモデルを大きく変革し、持続可能な成長を目指す取り組みです。そして、今後はSXを同時に進めることが求められます。DXによるデジタル技術を活用した成長だけでなく、SXを通じて、持続可能な事業運営を実現する必要があります。
DXでは、クラウドサービスやIoTなどがビジネスの基盤を形成し、データ活用が迅速な意思決定を支える重要な役割を果たしています。
また、SXでは、少子高齢化や人口減少が進む中で、不足する労働力を補うためにITサービスの利用が加速しています。
ユニリタグループでは、DXとSXを推進する組織横断型の変革プロジェクトを支援し、ITサービスとデータを活用した新しいビジネスモデルの構築をサポートしています。
組織横断型プロジェクトの課題と「つながらない状況」
組織横断型のプロジェクトが本当にうまく機能しているかどうかを考えると、実際には多くの課題が存在しているのではないでしょうか。特に我々が着目しているのは、こうしたプロジェクトが円滑に進まない「つながらない状況」です。
DXを例に挙げても、人材不足を補うためにデジタルを使った業務プロセスの生産性向上が進められ、事業部門、IT部門、全社視点での経営企画などのステーホルダーが横断型プロジェクトに参画しています。専門性の違いや見ている視点の違いにより、事業部門、IT部門、そして経営企画やデータ管理部門の間での共通認識が不足し、業務プロセスやITサービス、さらにはデータの連携がうまくできないことがあります。
つながらないのはテクノロジーの問題なのでしょうか。
このような「つながらない状況」を解決するためには、全社横断的な視点で業務プロセスやITサービス、データを一体化させる共通の基盤とプロセスを整備することが不可欠です。ユニリタグループでは、各部門がバラバラに動くのではなく、統一されたフレームワークと運用ルールを策定し、各部門間の連携を強化するための支援を行っています。
これにより、IT部門がビジネスの成長を促進するための基盤を提供し、事業部門と経営企画部門がデータやプロセスを活用し、迅速かつ効果的に意思決定できる環境を整えることができます。
さらに、これらの基盤を導入することで、DXとSXの両輪を推進するための強力な組織体制が整備され、持続可能な成長を目指す企業変革の基盤を確立することが可能となります。
ユニリタグループの新たな事業コンセプト
ユニリタグループでは、新たな事業コンセプト「Connect Services and Data for Transformation(変革実現のためにサービスとデータをつなぐ)」を掲げ、DXとSXを支えるサービスマネジメントとデータマネジメントを軸に、お客様のIT課題や事業課題の解決を支援しています。ITサービスとデータを適切に連携させ、迅速な意思決定を可能にする組織・プロセス・基盤を提供することで、DXとSXの推進を加速させます。
今号のマガジンでは、この新しいコンセプトと、ユニリタグループがどのようにお客様と共に未来のビジネスを創り上げていくかを紹介していますので、興味のある方は、ぜひご一読ください。
オートメーションハブでシステムとビジネスをつなぐ
ユニリタグループは、今後「サービスマネジメント」と「データマネジメント」の強みを活かしたソリューションを次々と展開していきます。
今回はその一例として、クラウドネイティブアーキテクチャの普及により、オンプレミス(自社内)のシステムとクラウドシステムをシームレスに連携させるオートメーションハブのソリューションを紹介しています。この仕組みにより、異なるシステム間のデータやプロセスの連携が容易になり、業務の効率化が図れます。
「auttit(オーティット)」
クラウドとオンプレミスのシステムをシームレスに連携し、業務自動化を強力にサポートするSaaS型オートメーションハブです。
「bindit(バインドイット)」
IT知識がない非IT部門でも簡単に業務フローを自動化できるサービスです。これらのツールにより、ユニリタグループはシステムとビジネスの統合を進め、企業の競争力を向上させます。
ユニリタグループが展開する「auttit」や「bindit」、そして長年信頼されている「A-AUTO(エーオート)」といったソリューションは、システム開発から業務プロセスまで、企業全体にわたる自動化を実現できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ユニリタグループの新たな事業コンセプトを少しでもご理解いただけたら、うれしいです。
今後もマガジンでは、ユニリタグループの新たな取り組みを継続的にお届けしますので、ぜひご期待ください。
ユニリタマガジン vol.78目次
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