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ChatGPT×マーケティング ~マーケティング業務を効率化する新しい相棒~

皆さん、こんにちは。
ユニリタ マーケティング部の山口です。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
気温が30度を超える日々で、サウナ好きな私でもバテバテです。
サウナに通うと夏の暑さにも慣れると思っていましたがそんなことはないようです…

そんな暑さの中、先日、私が参加した展示会で「生成AI×マーケティング」に関するブースが多々あり、かなり賑わっていました。

そこで本日は「ChatGPT」を使ったマーケティングの話をしたいと思います。


ChatGPTとは何か

ご存じの方も多いと思いますが、「ChatGPT」とは何かについて簡単に説明します。「ChatGPT」はOpenAIによって開発された大規模な言語モデルで、自然な対話を生成する能力に優れています。この技術は、カスタマーサポートからコンテンツ生成まで、さまざまな用途で活用されています。
noteにも「ChatGPT」のさまざまな活用方法が投稿されています。


ChatGPTがマーケティングに与える影響

ここからはそんな「ChatGPT」がマーケティング業務にどういった影響を与えるのかお話ししていきます。

効率化

「ChatGPT」はマーケティング業務の多くを効率化します。例えば、カスタマーサポートでは、頻繁に寄せられる質問に対する自動返信が可能です。
これにより、人的リソースを他の重要な業務に振り向けることができます。

パーソナライゼーション

顧客一人ひとりのニーズに合わせたパーソナライズド・マーケティングが実現可能です。
「ChatGPT」は、顧客の過去の行動データを分析し、最適なタイミングで最適なメッセージを送ることができます。

スケーラビリティ

大規模なマーケティングキャンペーンを展開する際にも、「ChatGPT」はその威力を発揮します。多言語対応や、異なる地域・文化に応じたメッセージのカスタマイズが容易になります。


具体的な活用方法

コンテンツ作成

ブログ記事、ソーシャルメディア投稿、ナーチャリングメール、などのコンテンツを自動生成することで、コンテンツマーケティングの生産性が飛躍的に向上します。

・テキスト生成
ブログ記事、ソーシャルメディア投稿、ナーチャリングメールなどを自動生成することで、コンテンツマーケティングの生産性が飛躍的に向上します。
例えば、季節に合わせたコンテンツ制作が可能で、夏の暑さを吹き飛ばすような涼しげな文章やストーリーを作成する際に、「ChatGPT」を使ってアイデアを出すことができます。

・画像生成
涼しげな画像や動画を作成する際にも「ChatGPT」を活用できます。
例えば、夏のプロモーションに合った視覚的なコンテンツを生成することができます。

カスタマーエンゲージメント

「ChatGPT」を使って顧客とのコミュニケーションをパーソナライズします。顧客の過去の行動や購買履歴をもとに、個別に適した情報や提案を行うことができます。

データ分析

「ChatGPT」は顧客のフィードバックや行動データを分析し、その結果をもとにしたマーケティング戦略の立案を支援します。これにより、データ駆動型の意思決定が可能になります。
また、データ分析の結果を「ChatGPT」に要約させることで、非専門家や上司に対しても分かりやすく説明することができます。


導入のポイントと注意点

実装のステップ

  1. ニーズの特定:まず、自社のマーケティングにおける具体的な課題を明確にします。

  2. ツールの選定:「ChatGPT」を含む適切なAIツールを選定します。

  3. パイロットテスト:小規模なテストを実施し、その効果を検証します。

  4. 本格導入:テスト結果をもとに、スケールアップして本格導入します。

注意点
データのプライバシーや倫理的な問題については慎重に取り扱う必要があります。顧客のデータを適切に管理し、透明性を保つことが重要です。

実際に社内で活用してみた!

さまざまな活用方法があるなかで今回はメルマガ作成で活用してみました。

メルマガ作成

【課題】
「ChatGPT」を活用して作成したメールの開封率やクリック率の向上
・メール作成時間の減少

【作成の前に】
・「ChatGPT」がどのような立場で作成するのかを明確にする
 例:カスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケティング担当など
・記号(♯など)を用いて本文でない箇所を明確にする
・制約条件は箇条書きにする
・出力内容を明確にする

【実際のプロンプト】
例:
 ♯命令書(マークアップ言語、記号何でも可)
  あなたは、BtoB企業のマーケティング担当者です。
  以下の条件をもとに入力文の内容を紹介する読む人の興味を惹く
  メルマガの件名と本文を作成してください。
  ターゲットは情報システム部に所属されているお客様です。

 ♯条件
  1. 件名の文字数は○○文字以下
  2. メール本文の文字数は○○文字前後
  3. 最後は「記事を読む」を設置して 
  4. 該当のサイトへ誘導
 ♯入力文 誘導したい記事のサマリを記載

↓↓ アウトプット例

【気づき】
「ChatGPT」を活用して作成したメールの開封率やクリック率は平均よりも1.5%ほど高かったが、今のところかなりの効果が出たとは言えません。
そして、誤字や上記の例のように「マーケティング担当者の皆様へ」になっているなど、こちらで修正を加えるべき点も多いです。
ただ、メール作成の時間は減らすことができ、「ChatGPT」と壁打ちを繰り返すことによって普段より短時間で質が高いメールが作成できたと感じました。
「ChatGPT4」であれば、作成したメルマガのイメージにあった画像も作成してくれるので便利です。
すべてを「ChatGPT」に任せるのではなく、日々の業務で培ってきたメールマーケティングのノウハウとの組み合わせも大切です。

例:
・タイトルは、20~25文字がベスト 
・配信曜日は火曜と水曜日がベスト
 (月曜日は1番開封率クリック率が低い)
・11:00~14:00の間に送るのがベスト

また、最近私が推しているツールである、ペルソナ作成ツール「Insight Journey」などと組み合わせて作るとさらに顧客の興味を惹く質が高いメールの作成ができると思います。


未来展望

「ChatGPT」を含むAI技術は、今後ますます進化し、マーケティングの世界における重要なツールになることでしょう!「ChatGPT」を活用することで、マーケティングはさらに個別化され、顧客一人ひとりのニーズや好みに応じたパーソナライズド・マーケティングが可能になります。
それにより、マーケティング戦略はさらに洗練されていくことが期待されます。


まとめ

ChatGPTを活用したマーケティングは、業務の効率化、顧客体験の向上、そしてスケーラブルなキャンペーン展開を可能にします。これからのマーケティング戦略において、AIの導入は欠かせない要素となるでしょう。
ぜひ、この機会に普段のマーケティング業務×「ChatGPT」を試してみてください。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました!