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ウェビナーの裏側。ラクしているわけではないですよ!

お久しぶりです。 
ユニリタ クラウドサービス事業本部の
澤田です。 

昨年度は「大人気パズルゲームの
サービスマネジメントを考えてみた」という
シリーズをnoteで掲載しましたが、
それ以来の投稿になってしまいました。

※サボっていたわけではないですよ。
執筆も計画的に(笑

さて今回は、2024年度上期に開催した
日鉄ソリューションズ社との
共催ウェビナーの裏側を
少しお話したいと思います。


「ウェビナー」

2020年に新型コロナが流行し、会場に集まっての
セミナーが開催できない時期が続いた中、
多くの企業がお客様へ情報提供するために
実施していたオンラインセミナーを
いつのまにか「ウェビナー」と
呼ぶようになりました。

※ChatGPTに聞いてみたところ、呼び名の起源は
1980年代に遡るようですが、
今では一般的な言葉になりましたね。
(IT業界だけだったらスイマセン)

さて、私はプロダクトマーケティンググループに
所属していることから、
ウェビナーの講師をすることも多くあります。

2024年上期は日鉄ソリューションズ社と
2回のウェビナーを開催しましたので、
その裏側を少しお話したいと思います。

↓ 2024年5月29日開催時の案内ページ

↓ 2024年9月10日開催時の案内ページ

※上記ページから資料をダウンロードできますので、
良かったらご覧ください。


【ウェビナーの開催方法】

まずはウェビナーの開催方法についてから。

開催方法には、

  1. 専用会場からリアルタイム配信

  2. 講演者が各自リモート参加でリアルタイム配信

  3. リアルタイム開催のセミナーをハイブリッド配信

  4. 事前録画を行い、申し込みをすればすぐに視聴可能

と、大きく分けると上記の4つがあります。

※細かく分けると事前録画はするけれど、
配信はリアルタイムで行い、講演者が
視聴者の質問に答えるといった形式もあります。

私はどの開催方法も経験がありますが、
やはりメリット・デメリットがあります。


【ウェビナーのメリット】

例えば、2の「講演者が各自リモート参加で
リアルタイム配信」は、講演者の予定に
縛られにくいといった
メリットがありますが、
配信トラブルに対応しにくいという
デメリットがあります。

4の「事前録画を行い、
申し込みをすればすぐに視聴可能」は
講演の内容を納得いくまで撮り直しができる
メリットがあるものの、個室でパソコンに
向かって黙々と1人語りをするのは
結構さびしいです・・・(デメリットかな?)

開催方法として多くあるけれど、
おススメできないのが、「ハイブリッド配信」。

この方法は機材をしっかりと準備しないと、
講演者はどうしてもリアル参加の方向けに
話をするので、オンライン視聴の方が
聴きにくい、理解しにくい内容に
なってしまいます。

そこで
日鉄ソリューションズ社とのウェビナーでは
1の「専用会場からのリアルタイム配信」の
方法で開催しました。

【ウェビナーは大変?】

ウェビナーは会場の準備の必要がないですし、
参加者も会場まで移動する必要がないので、
比較的、ラクに開催できるイメージを
お持ちの方も多いのではないでしょうか?

ところがどっこい、参加者の方に
しっかりと情報を持ち返ってもらう、
興味のある話を届ける、配信トラブルで
不快な思いをさせないためには
事前準備は入念に実施します。

今回もウェビナー開催専門の企業に
運営を委託し、リハーサルは
当日も含めて2回実施、機器の不調の際の
リカバリプランの用意・確認など
準備は意外と大変です。

当日は、講演者以外のメンバーが待機し、
配信の声がきちんと聞こえているかを
リアルタイムで確認したり、セミナー中も
運営会社とコンタクトしたりと
万全の体制で実施しました。

ウェビナーは簡単に開催できるメリットは
あるものの、参加していただくお客様の時間を
いただくわけですから、
トラブルがあってはいけない。

準備を万全にして開催をする責任があるのです。

また、実はウェビナーはリアル開催の
セミナーより質問が多いのも特徴です。

※皆さん、リアルのセミナーだと
質問するのが恥ずかしいのかもしれません・・・

その際、どの講演者への質問なのかを
即座に判断し、適切な講演者が
適切な回答をする必要があります。

そこで活きてくるのが
専用会場(同じ会場)で開催していることです。

講演者同士、どちらが回答するかを
アイコンタクトで瞬時に判断。

完全リモート開催やハイブリッド配信では
なかなか中々難しいのが、この質問の対応です。

講演の内容に興味をもってくれたからこそ、
質問をいただける、その回答に戸惑ったり、
変なゆずりあいがないように気を付けています。

【今後の予定】

今年度、私が担当するサービス「LMIS」では、
積極的にウェビナーを開催していく予定です。

テーマを決めての共催セミナーや、
サービス紹介にフォーカスしたセミナー、
また「LMIS」のハンズオンセミナーなど
手広く実施していく予定です。

このnoteでも開催の案内や、
開催報告をしていきますので、
ぜひ皆さん参加してみてくださいね。

【余談】

私が登壇したウェビナー参加人数の
最高記録は約800名です!

もしリアル開催のセミナーで、
800名の前で講演することを想像したら・・・
前日は眠れない夜を過ごして、本番も
記憶がなくなってしまうかもしれないですね(笑

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