コンプラ意識向上への取り組み 編 | ユニリタ法務部ロードバイカーのお仕事雑記帳~Part3~
皆さんこんにちは!
ユニリタ法務部の小平です。
まずはこちらから。
恒例(?)の「ラーメン食べるために自転車で走れば、実質カロリーはマイナス」シリーズ。
今回は、千葉県の本千葉駅近くにある家系ラーメン「末広家」さん。一言で表すなら「やさしぃ~スープ」大好き!月1で訪れています🍜
あと最近はマイカーを購入して、自転車さぼり気味。冬の自転車ライドに向けて、油圧式ブレーキを自宅でメンテナンスしたところでした✨️
さて、今回の話題はユニリタのコンプラ意識向上への取り組みについてお話しさせていただきます。
結局「コンプライアンス」って何なのさ?!
その一つにユニリタのコンプライアンスを体現するものとして「凛」があります。
「私たちは、企業人として法令と社会ルールを遵守し、凛としてしなやかに行動します。」
社会の発展とより良い未来の創造に貢献する企業として必須の要素であるとユニリタでは真剣に考えているのです。
「コンプライアンスとは?」各社さまざまな捉え方があるかと思います。ユニリタでは、ものすごくかみ砕いていうと、「他者、他社、社会環境に対しても、共感、思いやり、気遣い、気配りを持った行動をする必要がある」ということを繰り返しマインドに落とし込んでいます。
結局、法律やルールって自分以外の何かに対する“配慮”だと思うんですよね。“相手の立場になって”物事を考える癖をつけ、自分だけが良ければよいという考え方や独善的な考え方を徹底的に排除しようと努めています。
ユニリタではコンプラ意識向上のために以下の仕組みや運用をしています。
「コンプライアンス」はどうにも自分事になりにくい。。。苦悩(笑)
今回ですべてをお伝えすることはできませんが、社内検定資格制度を独自に創設しているのはユニークなんじゃないかなと思います。
一方的に伝えるだけの研修だと、聞く方としてはどうしても受け身になってしまって、記憶に残らなかったり正確な知識が身につかないという話を受けました。そこで、社員が能動的に知識を習得するための施策を考えました。
資格として、ある一定の知識を持っていることを社内にアピールすることができれば、自負心や自信につながりますよね。
資格合格という動機付けがありますから、自ら進んで知識習得することにつながりますし、問題を解くという能動的な行為によって知識が記憶に残りやすいという効果があります。
また、研修としても、法務などのコンプライアンス部門が一方的に社内向けに研修をするだけではなく、階層別の研修を組み込んでいるのもユニークなのではないでしょうか。
この階層別研修では、ある年度にマネジメント層向けに実施した研修を、次年度にはそのマネジメント層がファシリテーターとして下位層に研修を行うという仕組みを採用しています。
これにより、役職者とメンバー間で双方向のコミュニケーションが生まれ、自律的に知識や経験を伝えていくことが可能になります。
社内研修でも“相手の立場になって”考えてみようじゃないか!
例えばですが、ハラスメントをテーマとした研修を取り上げてみます。役職者向けのハラスメント研修においては、社内で起こり得る具体的な事例を題材として、「適切な指導はどうあるべきか」といったような課題をグループワークとして議論してもらいます。この過程で役職者としての悩みや気付きが共有されるわけです。
私は、この役職者の悩みや気付きを、その役職者の所属するメンバーにも共有してもらうことが組織として重要なんじゃないかなと思っています。
メンバー向けの研修においても同様の事例を用いて、「“あなたが指導する側の立場になってみた場合に”、適切な指導はどうあるべきか」といったように、“相手の立場になってみた場合に”どう考えるかという課題をグループワークとして議論してもらうことがあります。
そのグループワークではファシリテーターとして役職者がつきますので、役職者・メンバー間で双方向的に適切な対応はどうあるべきかについて共有がなされるというわけです。
最近よく「何でもかんでもハラスメントと言われて、適切なコミュニケーションが取りづらくなったよね」という話を耳にします。
相手の立場になってみた場合に、「これは相手を傷つけることになりハラスメントだから許されない」「これは、業務を適切に進めるための注意指導だから組織にとっては必要なことだ」といったように双方向の視点を持つことが重要なのではないかと思うわけです。
このように、コンプライアンス面において「“相手の立場になって”物事を考える癖をつけ、自分だけが良ければよいという考え方や独善的な考え方は排除する」という考えを、ユニリタでは実践するように努めています。
「その研修はどんなもの?」「自社ではこんな取り組みをしているよ」といったご質問やご意見がありましたら、是非お伝えいただけますと幸いです。
Re:connect By ユニリタ法務部