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くるみんプロジェクト★育児体験談~月1リモート面談で浦島太郎にならずに♪~

◆UNIRITAくるみんプロジェクトって何してるの
私たち「くるみんプロジェクト」は「本人や周囲の仲間、上長と共に"働きやすい会社の実現"を目指す」をテーマにさまざまな部門からメンバーを募って、改善・周知活動をしています!

今回はその活動の中の1つ、産休・育休体験談のご紹介、第七弾です。
これから産休・育休を取得される方、育児に携わる方の参考になれば幸いです。

◆体験談~月1リモート面談で浦島太郎にならずに♪~

※こちらのインタビューは第1子育休期間の際にインタビューをしています

◆産休・育休から戻ってきて感じたことを教えてください

コロナ禍ということもあり、勤務形態がフレックスタイム制に変わったり、社内システムなどが少し変更されていたりと、初めの1カ月近くは、復帰した環境に慣れることに必死でした。
また、まるまる1年仕事から離れていたため、仕事の手順や周りとの調整などの勘を取り戻すのにも少し時間がかかりました。
ただ、ほぼ完全なリモートワーク環境は、地方に住む身としてはとても有り難く、仕事を続けられる大きな要因だと思います。

4月から子どもが保育園に通い始めましたが、環境などが大きく変わったこともあり、
ほぼ毎日熱を出しては保育園から呼び出しを受け、翌日は仕事を休まざるを得ないといった状況が続き、
6月までの約2カ月間は子どもがまともに保育園に通うことができない状態でした。
もし、以前のように毎日出社する生活だったら、仕事を続けたくても難しかったと思います。

◆産休育休に入る前に思ったこと、苦労したこと、工夫したことを教えてください

長期間の休職となるため、担当業務を引き継ぐための業務のマニュアル作成 に苦労しました。
ただ、1年後には、また私が行う業務であることを念頭に置いて、細かい部分のメモをつけてマニュアル化を進めました。

◆お休み中の過ごし方について教えてください

【産休中】
コロナ禍真っただ中ということもあり、産休中はほぼ家の中で過ごしていました。
臨月ということもあり、適度な運動をしようとYouTubeでマタニティビクスの動画を検索して試してみるなど、出産準備に関する動画を見漁っていました。

【育休中】
最初の1~2カ月は、寝不足とちょっとしたことで子どもが泣いてしまうという状況で、精神的に不安定でした。私が一方的に不機嫌になって夫婦仲がギクシャクしたなぁという思い出もあります(笑)。

出産前は私がママになるなんて想像もできなかったけれども、日々できることが増えていく子どもの姿を見ることはとても楽しく 、
どんなに寝不足でも子どもの顔を見ると頑張れるものだなと感じました。

ただ、まだコミュニケーションが取れない子どもと日中ずっと2人きりは精神的にきつかったので、
近くに住む実家の両親や趣味で通っているゴルフスクールまで子どもと一緒に行き会員さんと話すことでストレス発散をしていました。

また、休職中ではありましたが、月に1回程度、上司とリモートで面談をして会社の中で変わったことや広報IR室が今何をやっているかなどを共有してもらっていました。

◆保育園の入園にあたり苦労したことを教えてください

周りの友人から私が住んでいる場所は激戦区だと聞いてはいましたが、保活は子どもが4カ月ぐらいになって、私の体調も落ち着いてから始めたので、だいぶ遅いほうだと思います。
保活の第1歩は市役所に行って自宅の近くにどれぐらい、どのような保育園 があるのかを確認したことでした。
幸い 、市役所に行く前から、第1希望の保育園は決まっており、市役所で話を聞いた時も倍率がそこまで高そうではないと感じたため、焦る気持ちはあまりなかったなと思います。

1次申し込みで第1希望の保育園に入所することが決まり、入所準備や私の復職準備でばたばたした日々が続きましたが、特に大変だったのは子どもが保育園に入所したあとの2カ月間でした。
保育園に行くと熱を出しやすいと聞いてはいたものの、2カ月間熱がほぼ毎日出てしまったため、仕事に復帰しても集中できない日が続いたのはきつかったです。

◆復職するにあたっての準備を教えてください

保育園が決まった2月ぐらいから、復職に向けて気持ちの準備と会社への報告などを行いました。
休職中も私からの希望で月に1回程度、上司とリモートで面談をしていたので、復職にあたっての会社への報告などはスムーズに進めることができたと思います。
また、面談を通して、会社の変わったことなどを共有いただけていたので、完全な浦島太郎にならずに済んだかなとも思います 。

生活の中では、子どもの生活リズムを保育園に通うことを想定して整えようと試みましたが、あまりうまく進められず、最終的にはなるようになれっ!という感じになってしまいました。

◆ユニリタで良かったこと感じたことがあれば教えてください

ユニリタではフレックスタイム制やリモートワークなどいち早く環境が整備され、
働き方の柔軟性が向上したおかげで 、 なんとか育児も仕事も両立できています。
従来の電車で毎日通勤せざるを得ない状況だったらと考えると、働き続けることは難しかったと思います。
また、周りのメンバーにもとても恵まれているなと感じました。
同じ部署内でも他部署でも産休育休に入る時、復職した時も変わらずに快く受け入れてくださったことに感謝です。
子どもが急な体調不良で仕事を休まざるを得ない時に当日の連絡になってしまうことが多かったのですが、フォローしてくれる体制や理解があったことも心強かったです。

◆もっとこうしたらよかったな、こうして欲しかったことなどあれば教えてください

産休育休に入る前は、くるみんプロジェクトが発足して間もないころだったので、子育て応援ハンドブックなどもなく、周りで産休育休を取った方々に聞きながら、産休前の手続きややるべきことを確認したのを覚えています。

産休に入る前から、1年後には復職するという考えでいたので、育休中に上司にリモート面談をしてもらっていましたが、会社として育休中や復職が近くなっている方へのフォローアップ面談などがあると、復職に対しての不安や現場を長く離れていることの不安が解消できるのではないかと思いました。

◆これから育休を取る方へメッセージがあればお願いします

産休や育休に入る時に、出産、育児への不安はもちろん、上長の方へ伝えるタイミングや仕事の調整など心配することや分からないことがたくさんあると思います。
これまでは、周りの経験者の方に聞いたり人事総務部に都度確認したりと忙しい中、自分自身で調べなければならないことが多かったと思います。

今は、くるみんプロジェクトのように相談する場所ができたり、子育て応援ハンドブックが公開されたりと情報を得やすい環境になりつつあると思います。
また、産休・育休への理解も進んでいると思いますので、困ったことがあればまずは身近な人に相談してみることが大事だと思います。

子どもが生まれてから最初の2,3カ月は寝不足や自分自身の体調も万全ではないので、本当に大変だと思いますが、新生児期はあっという間に過ぎてしまうので、きついこともあるけど、それも含めて楽しんでください!

あと、パートナーの方となんでも話し合うことは本当に大事だと思います。また、悩みすぎると産後はネガティブになりがちなので、パートナーの方以外にも話ができる人を作っておくことをお勧めします!



【インタビューを終えて】

育休中も上司の方と月1回の面談を行うことで地元だけのつながりではなく、会社とのつながり ができ、とてもリフレッシュになったとお話されていました。部署内での信頼関係やコミュニケーションがとても良好なのだなと感じました。
(くるみんPJ 事務局)


※くるみんとは?(厚生労働省サイトより抜粋)
くるみん活動は、一定の基準を満たした企業が厚生労働大臣によって「子育てサポート企業」として認定される制度です。
この制度は、次世代育成支援対策推進法に基づいており、企業が一般事業主行動計画を策定し、その計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たすことで認定を受けることができます。
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